富士山を一望できる「足柄峠」に行ってきました。
想像を遥かに超えた絶景でした。
ちなみに、足柄峠ってどれぐらいメジャーなんでしょうか。
私は、全く知りませんでした。
ただ、富士山が裾野を含めて全体を一望できると聞いたので、行ってみました。
GoogleMapで足柄峠を目的にセットして車で行きました。
小田原駅からだと、車で50分ぐらいです。
走っていると、徐々に山を登っているなって道になってきます。
なぜか、この山道を自転車で登る人を見かけます。
それも一人や二人ではなく、何度も見かけました。
いや、凄いですね。
進んでいくと、その途中で「金太郎の里」という看板に出くわします。
そして気が付くわけです。
「あ~、マサカリ担いだ金太郎ってここなのか」と。
ちなみに、金太郎は実在の人物のようです。

そして着きました。
車を止められる駐車スペースがありますが、最大でも8台ぐらいですね。
紅葉シーズンとかは混むのかもしれませんが、ここがそんなに混雑する感じはしませんでした。
ちょうど、周辺マップがあったので写真とりました。
現在地は右上です。

ここは県境らしく、静岡県と神奈川県の境目が「足柄峠」となるようです。
初めてなので、ここから富士山って見えるの?って感じで回りをみると、ここを上がれば、見えそうって感じの石垣があり、横に階段がありました。

ここに城があったの?と思いますが、あったのでしょう。
というのも、ここで戦もあったようです。
とりあえず、記念に撮りました。

階段を上ると開けた土地に出ます。
なるほど、ここは見晴らしがよさそうです。
奥に石碑があります。
あそこから、富士山も見えそうな気配です。

急な階段を上がったので、慌てず、息を整えながら、はやる気持ちを抑えて見渡すと、こんな看板がありました。

ここは、まさに県境のようで、毎年、お祭りの綱引きで、この土地を静岡と神奈川が奪い合っているようです。
固定資産税の奪い合いです。
というのは冗談ですが、とても面白いことをしてるんだなと思いました。
機会があれば、このお祭りにも来てみたいと思います。
さて、本来の目的である、富士山を目指しましょう。
まずは、先ほどの石碑です。
奥に富士山が見えています。

ただ、石碑と富士山を見て、ちょっと、思ってたのと違うなって感じです。
確かに富士山が見えるけど、この石碑に乗っかって富士山を見るわけにもいかないし、まぁ、富士山も見えるねって感じ。
と思っていると、なんと、邪魔だった木々のその先があります。

もの凄く、見晴らしがよさそうなところに、椅子があります。
いや、もう、これは確定です。
凄いのが見れると感じさせる雰囲気です。
近づいていきましょう。

これです。
いや、もう、もの凄い景色です。
あのベンチに座って、富士山を気が済むまで見れます。
たまたまかもしれませんが、私、一人しかいません。
いや、ここ、めっちゃ穴場なのではないか?と思います。

多分、この感動は写真では伝わらないと思います。
この広大で雄大な富士山の姿。
写真をアップしてみて思いますが、写真では無理です。

この感動を伝えられないのは残念と思いましたが、逆に、行ってみてほしいと思います。
このブログを見てもなお、行けば必ず感動します。
ちょうど、真上を飛行機が通過して富士山に向かって行きました。

全く伝わらないと思いますが、中央の白い点が飛行機とその雲です。
富士山を好きなだけ眺めて、仕事とか、家族とか、介護とか、色々なことがよぎっては消えていきました。
私は、今、おそらく、一生の中で、一番、責任が重くて多い年齢に突入したと感じています。
最近、老眼も自覚ができるようになりました。
みなさんも、様々な状況ではあると思いますが、ただ、富士山を見るだけという贅沢な時間の使い方をして、気分をリフレッシュしてみるのはいかがでしょうか。
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